介護職は、日常生活を送ることが困難な方に、身体に直接触れて入浴や排泄などの介護、家事などの生活面のサポートする生活援助の仕事で、需要が高まっているため、即戦力となる人材が求められているのが現状です。
とはいえ誰でも良いわけでなく、採用側にとっては施設や事業所の求める人材を選択しているので、一緒に働いて欲しいと感じて貰わなくてはなりません。

どの職種でも言えますが、求人募集に応募の際には自分のプロフィールを記した履歴書と職務経験をまとめた職務経歴書が必要となります。

職務履歴書には、時系列に経験した職務を並べる編年式と業種ごとにまとめて職務経験を記載するキャリア式が一般的な形式ですが、決められたフォームがないため、独自で編集して作成します。

ヘルパーから国家資格の介護福祉士や介護支援専門員（ケアマネージャー）へとステップアップして来た方には、業種ごとにまとめるキャリア式を用いるのが良いでしょう。
一方で、介護職として経験の短い方や未経験の方の場合には、編年式が適切です。
キャリア式の職務経歴書の書き方は、はじめに簡潔にまとめた職務概略を作り、ここを見るだけでおおよその経歴が把握できるようにします。
次に業種ごとに、以前の勤務先や勤務期間、業務内容の詳細を記載します。
アピールしたい資格や職種から書いていく方法もあり、資格については、取得した年月日も明記しましょう。

また、現在の職務内容をアピールしたい場合には、逆編年式という形式で直近の職務から書き並べていく書き方もあります。
自分の職務経験にあった形式で、いずれもA4用紙2枚程度にわかり易くまとめることが大切です。